毎年、経済産業省が、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、優良な健康経営を実践している企業を顕彰する制度です。
岐阜日産自動車株式会社は、経済産業省と日本健康会議が共同で選出する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に4年連続で認定されました。
「健康経営」を実現するためには、従業員が心身ともに健康でいなければならないと考えています。
そのために当社は、健康維持・増進活動に対する積極的な支援と組織的な健康づくりの推進によって、社員が元気で活き活きと働くことができる会社生活を目指します。
また、従業員一人ひとりが健康に対する意識を高め、会社全体で実践していくことで「魅力ある会社づくり」と「従業員とその家族の幸せ」の実現を目指します。
健康経営責任者
代表取締役社長 星野 真一
当社では、従業員の心身の健康の保持増進と安全衛生を図ることを目的に、健康経営を推進します。
健康経営の総合的な指数と各取組みの戦略マップへの展開
健康経営に取組むことで、生活習慣病やメンタルヘルスの課題解決だけではなく、これらの課題と相関性の高い不健康や疾病による生産性低下の機会を防ぐことが、従業員の活き活きとした働きに繋がると考えております。
そのため、これらの状況を可視化し総合的な指標を数値化し、各取組みを健康投資として戦略的に体系立てて成果を得られるよう戦略マップを展開、毎年の評価を実施し以降の対策に繋げています。
― 総合的な指標 ―
生産性低下の指標:アブセンティーズム(心身の体調不良による欠勤)、プレゼンティーズム(健康・体調面不具合の労働生産性低下)
活き活き度の指標:ワークエンゲイジメント(仕事に対するポジティブな心理状態)
1)従業員の「健康」第一を念頭におき、体調管理を徹底し、常にベストコンディションを維持します。
2)従業員の安全と健康の保持に努め、一人ひとりがベストを尽くせる職場作りを目指します。
3)勤務日や勤務時間等の労働条件について適切な管理を行い、過重労働を未然に防ぎます。
4)職場の整理整頓に努め、清潔さを保ち安全で衛生的な職場環境の維持、促進を図ります。
1)①健康診断受診率100%を目指します。
* 数多くの健診場所を設置し、従業員が効率的に健康診断を受診することができる環境づくりを行っています。
【健診場所総数48箇所(内、女性専用日2日及び土日実施日7日の設置)】
②健康診断受診後、ハイリスク者に保健指導の参加を徹底します。
*個別に参加勧奨を実施し、参加状況の確認を行っています。また、就業時間での参加を認定しています。
2)ストレスチェック実施率100%を目指し、メンタルヘルス不調者への対応を行います。
*産業医による面談を行い、支援プランの策定や対応手順の設定など、メンタルヘルス対策の体制を構築しています。
3)ワークライフバランスの推進・過重労働対策を行います。
*年次有休休暇の計画的付与を行っています。
*労働時間の適正な把握を実施、また残業の限度目標を定め時間管理を常に実施しています。
4)安全で衛生的な職場環境を構築します。
*5S〔整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)〕を徹底しています。